薬剤師と人工肛門
排泄物の話しなどが出てきますので、それらに抵抗のある方は読むのを控えて下さい。
医療器具には人工肛門という物があります。
これは、病気の影響などで、排泄物が腸の中を通る事が出来なくなってしまったときに、人為的に出口を作りだすものであります。
人工肛門といっても、形などを肛門に模しているわけではなく、腸などに直接つなぎ、そこから排泄物を出すことから、肛門の働きと同様という意味で人工肛門と呼ばれています。
人工肛門という名前を聞くと、お尻についているイメージがありますが、一般的には、腹部にとりつけております。
人工肛門になると普通の排便と違い、自らの意思で排便するのではなく、自動的に押し出されて出て来る様なイメージであります。
そのため、人工肛門は採便袋にためておき、たまったら廃棄する形になります。
そうすると、人工肛門に対する消毒なども考えなければなりません。
衛生管理といえば、薬剤師の領分でありますので、人工肛門に対しても薬剤師の知識は役に立つでしょう。
病人には、排泄物の処理が付きものですので、人工肛門に限らずに病院内などの衛生管理に、薬剤師の知恵が役に立つ事もあるのです。